明光グループコラム
Meiko's Group column
日本の夏の高温多湿に対応できる塗料の種類と特徴
コラム
日本の夏は、高温に加えて湿度が非常に高いのが特徴です。
こうした環境にさらされる外壁は、カビやコケの発生、塗膜の膨れ・剥がれといったトラブルが起きやすくなります。
そこで重要なのが、耐候性や防カビ・防藻性の高い塗料を選ぶことです。
代表的なものとしては、シリコン系塗料やフッ素系塗料が挙げられます。
シリコン系塗料は比較的リーズナブルで耐久性に優れ、防汚性も高いというメリットがあります。
フッ素系塗料はさらに耐候性が高く、雨風だけでなく紫外線による劣化にも強い特性を持っています。
ウレタン系塗料は柔軟性に優れ、下地との密着力が高い点が魅力ですが、シリコンやフッ素に比べると耐久年数がやや短い傾向があります。
一方、近年注目されている無機系塗料は、無機物を成分に含むため汚れが付着しにくく、高温多湿の環境でも長期間美観を保つとされています。
ただし、価格面で他の塗料よりも高価になることが多いため、予算と求める性能のバランスを考慮することが大切です。
高温多湿という日本特有の環境下では、汚れやカビの発生を抑える塗料選びが外壁を長持ちさせる鍵になるでしょう。
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